南池袋のGRIPが、ビル建替えで休業してから2年半。もとの場所に帰ってきました。以前は家族で、よく利用していた店ですが、再オープンしてから半年、中々行くことが出来ないでいました。
佐々木倫子さんの漫画「Heaven?」の中の「ご苦楽レストラン”ロワンディシー”(この世の果て)」と似た環境。道路挟んで墓場があるのが、妙に気にいってました。
夜8時を過ぎた頃、夕食を食べに自転車で南池袋の街を流していて、あぁGLIPが再オープンしていたなと思い出し、おそるおそるドアを開けてみました。
「席空いてますか?」
道路からはガラス越しに満席に見えたのですが、カウンターに席があるということで、オープンキッチンの中央に案内されました。
ソイのカルパッチョ
煮蛸を更に鉄板で暖めています
蛸を煮た時の大根も添えられています
ちぢみホーレンソウのサラダ・温野菜
完熟トマトのパスタ
海鮮のパスタ
銚子のカレイ・ガスパッチョ・一匹まるごと
豚ロース・マスタードソース
お腹がいっぱいになり、いつもなら必ずドルチェを食べるのですが、さすがに食指が伸びませんでした。
総じて、フードはパワーアップしたと思います。各地の食材を利用しているようで、特に私は海鮮類が良かったと思います。パートナーは塩が美味しいと言っていました。
もともとワインは品数豊富だったのですが、グラスワインも品数豊富のままでした。パートナーはグラスワインを3杯も飲んでいました。チャリンコの酒帯び運転が心配だったのですが・・・
オペレーションも相変わらず目配りが行き届いていて気持ちよかったです。
難があるとしたら、オープンキッチンです。厨房機器の配列が悪く、シェフの役割分担がされていなのか、動きに無駄がありギクシャクしていて美しくないのです。
たぶんオープンキッチンでなければ客は気づかないのでしようけどね。オープンキッチンは難しいですね。
食べてみたいメニューが色々とあったので、近いうちに再訪したいと思います。